菟田野みくまり祭

10月21日、奈良の宇陀市で開催された、菟田野(うたの)みくまり祭に行ってきました。

宇陀は今年入って2度目。と言うか人生2度目の訪問です。
今年2月に公募写真展「猫の日」でご一緒させていただいた宇陀在住の趣味人さんに初めて
宇陀の桜をご案内いただいたのが今年の4月。

そしてこの度もご縁があり、秋のお祭り撮影をご一緒することになりました。

近鉄榛原駅からバスに乗り約20分。祭りの最寄である「古市場水分神社」で下車。
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バス停を降りると、なにやら遠くから太鼓の音と勇ましい掛け声が聞こえてきました。

お神輿です!まだ朝の10時ですが、大きな神輿を担いだ若い衆が町を練り歩いていました。

そして趣味人さんともここで無事合流。

趣味人さんは今日、お祭りのオフィシャルカメラマンとして、終日祭りの様子を撮影するお仕事を
担当されており、私はそれに同行させていただく形で一緒に祭りを巡ることになりました。

この菟田野みくまり祭ですが、起原は1200年前の平安時代。
年に一度、惣社宇太水分(そうしゃうたみくまり)神社の女の神様が、宇太水分(うだみくまり)神社夫君の
男の神様に逢うために、神輿で渡御されるといった、まるで七夕のようなストーリーがある
ロマンティクなお祭りなのです。

お祭りに参加する各地区所有の神輿の数は合計で6基もあります。
この6基の神輿たちは女神の神輿を近くまでお迎えするため、このみくまり祭の舞台である
宇太水分神社を一度通り過ぎ、昼過ぎに再び水分神社へ集まってきます。

そして、こちらは女神を迎えに上がる行列。趣味人さんと先回りして撮りに行きました。

女神の神輿を前に、神事が行われ・・・

「手振り」「先箱」「槍振り」のお練りが始まります。

そして神職と氏子に先導され、このお祭りの中心である、水分神社を目指します。
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ちなみこのお神輿はレプリカでして、本物は国の重要文化財に指定され、大事に保管されているとのことです。

撮影の道中出会った一匹のトラ猫君。

お囃子に驚いて様子を見に来ていたようです。

女神の神輿が出発したということで、途中まで女神をお迎えに来ていた各地区の神輿たちも
また一斉に水分神社へと向かいます。
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幅の狭い街道の中を進みますが、そこでは地元の消防団や警察の方たちがしっかり観客の安全を確保。
まさに地区が一体となったお祭りです。

担ぎ手の若い衆も、朝から街を練り歩いて少々お疲れのご様子。

しかし、ここからが祭りの醍醐味。さらに気合いの入った掛け声で力を振り絞ります。

そして、いよいよ水分神社の境内に各地区の神輿たちが入ってきました。

到着した順に重さ1トン以上もある神輿を持ち上げたまま、グルグル回転するよう力強く舞います。

女神の神輿も到着し、すべての神輿が出揃いました。

ここで担ぎ手達はしばしお昼休憩。その間は誰もが自由に神輿を拝見できます。

各地区の神輿にはそれぞれ違った特徴があり、その装飾の一つ一つが芸術品です。

中には龍を象った彫刻などもあり、文化財を見るという視点でも楽しめるお祭りです。

そしてこのみくまり祭りもついにクライマックスへ。なんとここでは3基の神輿が同時に練り回るのです!

担ぎ手と先導の息の合った動きで、うまいこと広場が3基が混ざり合っていきます。

この狭さでこの人数。ぶつからないのが不思議なくらいです。

その豪快で勇ましい姿を見た観客からは割れんばかりの拍手が送られていました。

無事に全ての練り回しが終わり、神輿はまた各地区へ戻っていきます。

気付けばもう夕方の4時。終日秋晴れで心地よい写真日和でした。(少し暑すぎるくらい)

2度目の宇陀も写真を目一杯楽しむことができ、良い思い出になりました。
趣味人さん、お忙しい中本当ありがとうございました!

ビンボー旅2012 奈良・和歌山の旅 その2(古都をとことん走ろう)

暗峠を無事に抜けていよいよ古都奈良へやってきました。
今まで奈良と言えば年に一度くらいしか訪れない場所でしたが、今年は先月の大宇陀といい今年は早2回目。

最近何かと自分の中で縁が芽生えてきた場所です。^^

峠から車を走らせ1時間くらいでしょうか、斑鳩にある法隆寺にやって来ました!

世界最古の木造建築物群である西院伽藍を始め、建物や納められている美術工芸品はみな国宝級ばかり。
建築物群はユネスコの世界遺産にも登録されています。
 
 
信仰心などない私ですが、ここ法隆寺には個人的に強い思い入れがあります。
それはRyusukeを実名の漢字にしたとき、”りゅう”は法隆寺の”隆”なのです。なので電話越しなどで
自分の名前の漢字を説明するときは「法隆寺の”りゅう”です」とずっと昔から言っておりまして、
その割には、法隆寺行ったことねーしどんなところだろうと、ずっと密かな憧れがあったのです。

ただそれだけですが、今まさに憧れの法隆寺に立っているのです。
小学生の頃からやりたかった五重の塔ポーズもおっさんになってようやく叶いましたよ!^^
 
 
そんなRyusukeを小バカにするような目でこちらを見ていた猫くん。^^;

奈良一号目の猫、ここ法隆寺にてゲットです。
  
法隆寺の最後に名物かはわかりませんが、沿道の売店でとうふアイスを頂く。

確かにとうふ(豆乳?)の味がしました。どことなく昔香川で食べたうどんアイスにも通ずるような味。
冷奴みたいに醤油をたらしてみたくなりました。
 
 
憧れの法隆寺を出た後は、さらに古い遺跡を見たくなり、飛鳥にある石舞台を見に行ってみることに。
 
 
こちらも教科書で見たことしかないポイントでありワクワク。途中天理の彩華ラーメン本店で昼ごはんを食べて
車は一路24号線を南へ。

ふと道の先を見れば空の広さにうっとり。ご飯食べた後なので眠たいだけかもしれないですが
奈良盆地は空が広大です。

途中小高い丘だと思えば、カーナビで見るとそこが古墳であったり、そういう発見も面白かったり。

そしてついに石舞台へ到着しました!この石舞台、舞台のように見えるからそう呼ばれておるのですが、
実際は古墳であり、蘇我入鹿の祖父でもある蘇我馬子の墓ではないかといわれているそうです。

だだっ広い草原にぽつりとあるこの石舞台。

面白かった部分としては、馬子も入っていた?石室の中にも入れるということ。
墓の主やお宝はどこに消えたのでしょう。

近くには気になるキトラや高松塚古墳もありじっくり調査したいところですが、少し陽も傾いてきたので
そろそろ奈良から、先ほど宿泊の予約を取った和歌山へ向かうことに。

先ほども書きましたが奈良は空が広くて気持ちいいです。

石舞台の傍で大きく深呼吸して次は、ついに和歌山へ移動。あの駅長さんに会いに行きます!

ビンボー旅2012 奈良・和歌山の旅 その1(日本一の峠を越えろ)

中学時代からの友人KとGW、1泊2日のビンボー旅に出かけてきました。

毎年開催される恒例の旅なのですが、今回も自分らで適当に決めた旅のルール

  1. 宿代・交通費・食費すべて含めて予算一人3万円まで
  2. 詳しい移動手段やコースはそのときの状況をみて決める。
  3. 宿泊などは現地に着くまでに探して決める。

に則りいい年こいた大人が無計画ドケチに旅を繰り広げます。

今回は友人Kの愛車にて三宮パイ山前マクドナルド発、奈良~和歌山を巡ることにしました。

ちなみに歴代の旅は
2007年(四国最西端・佐田岬への旅)
2008年(なし)
2009年(山陰への旅   
2010年(九州への旅     
2011年(広島への旅   
(↑数字が書いている旅は旧ブログで見る事ができます。)
これらに比べると今年の旅はかなり近場。その分じっくり巡ることができそうです。

毎年なんですが友人が「何か日本一や世界一を見てみたい!」という急なリクエストを言って、
私が適当に地図を見てそこへ案内するという流れがあるのですが、今回は適当に調べた結果
ここ大阪と奈良の県境、「暗峠(くらがりとうげ)」にやって来ました!

峠に続く国道308号線の最急勾配は何と37%!よく分かりませんが自動車通行可能な国道としては
日本一の急勾配の道だそうです。

運転する友人もこの坂を見た途端「・・・・」
どうやら日本一を目の前に興奮のあまり声も出せないようです。

それに引き換え友人の愛車はブオーン!と今にもスパークしそうなエンジンの音を鳴り響かせています!
よし行くぜっ~!

そしてその後暗峠はさらに酷道を究め・・・

ハイキングのおじさんも「大丈夫か?」と見守るほどのこんな細い道を行ったり・・・


真正面行き止まりに見えますが、その前にジェットコースターのように下る坂道があったりと、
歴代の旅史上最もスリリングな道で今回の目的地である奈良県に上陸しました。

「暗峠、思った以上に楽しかったなあ、K?」そういって運転席のほうに顔を向けてみると

・・・あれ?そこには何故かいつもよりやつれた顔で運転する友人Kの姿が。

ああ、楽しかったというより、運転恐ろしかったのね^^;
ごめんごめん。

さて気を取り直して、お次は今度は世界一に行こう!世界一古い木造建築がある「法隆寺」に向かいます!

次回「ビンボー旅2012 奈良・和歌山の旅 その2(古都をとことん走ろう)」(仮)へ続く。

そうだ、奈良大宇陀(おおうだ)へ行こう!

奈良県と三重県の境にある宇陀市の大宇陀(おおうだ)へ行こうと思ったのは、今年2月に参加した
猫の日」展でのこと。
 
写真展の会場でそれぞれ違う二人の方から、「大宇陀」に関するお話を伺う機会があり、
一度行ってみたいな~という気持ちが自分の中に沸いてきておりました。

そして2ヵ月後の4月20日、その写真展でお話をした一人である趣味人さん
町と桜の名所を案内をしていただくという何とも素敵なかたちでの大宇陀訪問が実現しました。

今回はその旅日記となります。
 
 
近鉄上本町駅から準急で約50分。大宇陀への玄関口である榛原駅にやってきました。

天候は残念ながら雨でしたが趣味人さんが駅前まで車で迎えに来てくださいました。大変感謝です~m(__)m
 
 
車を走らせ20分くらいでしょうか、大宇陀の町に到着しました。

雨は止むことなく降っていましたが、そこは歴史ある元城下町。道端の風景も画になります。
どこと無くですが私の地元徳島のうだつの町並みにも似てるような。とても懐かしい気持ちがしました。
 
 
そんな何とも落ち着く町並みの中に1件、おしゃれなお店があります。

大和牛丼の店「件 -kudan-」さん。
そこでは猫の日展でお会いしたもう一方、miyatannaotanさんの写真展が開催されています。
 
店内の壁やテーブルにはmiyatannaotanさんが大宇陀で撮られたお写真が展示されており、
お茶を飲みながら一年を通した大宇陀の風景を見ることができます。

その中でも印象に強く残ったのは夏の風景でしょうか。
お盆過ぎには夜、道端に灯篭が置かれるそうで、それもまた生で見たくなりました。
 
 
 
写真展を楽しんだあとはお昼ご飯。大宇陀に本格カレーを食べれるお店があるそうで、
趣味人さんに案内いただき「宇UDDA陀」というお店にやってきました。

普段無類のカレー好きで通している私ですが、ここで頂いた「タンドリーチキンカレーセット」(1400円)
ん~本当に美味しい!!小皿に付いてくるスパイスのペーストで辛さを調節できるのですが、
そのペースト何と噌汁に入れてもコクが出て美味しいんだそうです。日本人の口にとても合います。
 
そして店内装飾もマスターもとても味があるお店でした。詳しくは是非食べに行ってみてください。(笑)
 
 
お昼ごはんを食べてからは、再び趣味人さんお車でおすすめ桜スポットへ☆雨も上がってきました。
車は細い山道を登り続け、こんな場所に辿り着きました。

おおおっ、眼下に桜の海です!奈良県には海がないと聞いていましたが、こんな素晴らしい海(桜)があるなんて。

先ほどまで雨だったせいか、ほとんどお客さんがいなかったこの桜の海。
趣味人さんと一緒にバシバシ写真に収めてきました。

同じ写真が趣味の方と一緒に名所をまわれるのは、本当幸運なことです。ありがとうございます。
 
 
そして次に、こんな所へ案内していただきました。

次は池?!・・・いえ、水田とそこに映り込んだ1本の桜です!
かなり山奥なのですが、ここは三脚を持った人がたくさん来ています。普通の民家に咲く桜ですが、
雑誌やコンテストで取り上げられて以来、どこからともなく情報を仕入れては写真を撮りに来るというとこも
少なくないそうです。
 
電線とかが大きく写り込まないように切り取ってみました。
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ここに田植えをする人が入ると、てもいい写真になりそうです。(想像の世界で完成させます。)
 
 
最後に仏隆寺の千年桜に寄っていただきました。
よく樹齢数百年の桜でも千年と言っている桜は多いですが、ここの桜は樹齢900年を超える言われています。

もうすぐリアルに千年を迎えようとしているこの桜の木。周りの桜に比べてもその存在感は一目瞭然です。
  
 
人がカメラを手にするようになってからまだ100年余り。
現在はこうやって簡単にデジカメで桜を切り取っては、好きなときに好きな場所で見ることができますが、
昔の人は、この桜が毎年咲き誇ることを楽しみに冬をしのぎ暮らしきたのだと思うと感慨深いです。
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そして900年後の現在まで、朽ち果てぬよう守り続けてきてくれたことに、ただただ敬意を表するばかりです。
 
 
2月の写真展でご縁があり、この度初めてお邪魔した大宇陀の町。
趣味人さん、miyatannaotanさん素敵な町をご紹介くださり本当にありがとうございました。
 
私自身まだあまり旅したこと無い、奈良の良さを一つ見つけることができました。
また夏や秋にもお邪魔できればと思います。
 
 
そして道の駅「宇陀路 大宇陀」にて売られている趣味人さんの大宇陀ポストカードを買わせていただきました♪
品切れの種類もあり人気のようです^^これもまた訪問のいい記念になりました。

 

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